日本語の動詞グループの見分け方|1・2・3グループを簡単に判別

日本語の動詞には「グループ」がある?

カメちゃん

カメちゃん

先生、「食べます」を「食べて」にするときは、どうすればいいの?

ツル先生

ツル先生

「食べます」は2グループなので、「食べて」ですね。

カメちゃん

カメちゃん

2グループ?

ツル先生

ツル先生

日本語の動詞は、活用のしかたによって大きく3つのグループに分けられるんです。

日本語の動詞は、

1グループ

2グループ

3グループ

の3つに分けることができます。

このグループが分かると、

「〜て」

「〜ない」

「〜られる」

「〜れば」

など、さまざまな形への変化が分かりやすくなります。

今回は、日本語の動詞グループの見分け方を見ていきましょう。

まずは3グループから

ツル先生

ツル先生

実は、一番簡単なのは3グループです。

3グループの基本となる動詞は、

する

来る(くる)

です。

また、

勉強する

運動する

旅行する

掃除する

など、「〜する」の形をとる動詞も3グループです。

カメちゃん

カメちゃん

えっ、それだけ?

ツル先生

ツル先生

基本的には「する」と「来る」を中心に覚えれば大丈夫です。

する → します → して → しない

来る → 来ます → 来て → 来ない

この2つは特別な活用をするため、3グループとして分けられています。

次は2グループを見てみよう

代表的な2グループの動詞には、

食べる

見る

起きる

寝る

などがあります。

ます形にしてみると、

食べます

見ます

起きます

寝ます

となります。

カメちゃん

カメちゃん

ここからどうやって見分けるの?

ツル先生

ツル先生

「ます」の直前の音に注目してみましょう。

食べ・ます

→ 「べ」はeの音

見・ます

→ 「み」はiの音

起き・ます

→ 「き」はiの音

このように、

「ます」の前が i または e の音

になる動詞には、2グループの動詞が多くあります。

じゃあ1グループは?

1グループには、

書く

話す

飲む

遊ぶ

待つ

などがあります。

ます形にすると、

書きます

話します

飲みます

遊びます

待ちます

となります。

カメちゃん

カメちゃん

あれ?こっちも「ます」の前が i の音じゃない?

ツル先生

ツル先生

気づきましたね。そこが少し難しいところです。

実は、

「ます」の前が e の音なら2グループの可能性が高い

一方で、

「ます」の前が i の音の場合は、1グループと2グループの両方があります。

たとえば、

書きます → 1グループ

見ます → 2グループ

飲みます → 1グループ

起きます → 2グループ

です。

カメちゃん

カメちゃん

見分けられないじゃん!

ツル先生

ツル先生

まだ帰らないでください。

辞書形が「〜る」か確認しよう

大きな手がかりになるのが、動詞の辞書形です。

2グループの動詞は、

食べる

見る

起きる

寝る

のように、基本的に「る」で終わります。

一方、

書く

話す

飲む

待つ

のように、

「る」以外で終わる動詞は基本的に1グループ

と考えることができます。

カメちゃん

カメちゃん

じゃあ「る」で終わっていなかったら1グループ!

ツル先生

ツル先生

「する」と「来る」を除けば、大きな手がかりになりますね。

「る」で終われば2グループ?

カメちゃん

カメちゃん

分かった!「る」で終わったら2グループ!

ツル先生

ツル先生

残念ながら、そう簡単ではありません。

カメちゃん

カメちゃん

嫌な予感がする。

「る」で終わる1グループの動詞もあります。

たとえば、

帰る

入る

走る

切る

知る

などです。

これらはすべて1グループです。

カメちゃん

カメちゃん

「帰る」なんて、いかにも2グループっぽいじゃん!

ツル先生

ツル先生

「帰る」は1グループです。

カメちゃん

カメちゃん

帰ります。

ツル先生

ツル先生

その「帰ります」も1グループです。

「帰る」と「変える」を比べてみよう

ここで、おもしろい例を見てみましょう。

帰る(かえる)

と

変える(かえる)

です。

発音は同じですが、

帰る → 1グループ

変える → 2グループ

です。

そのため、活用も変わります。

帰る → 帰らない

変える → 変えない

カメちゃん

カメちゃん

同じ「かえる」なのにグループが違うの!?

ツル先生

ツル先生

はい。音だけでは完全には判断できないということですね。

見分け方をまとめると

ツル先生

ツル先生

ここまでを整理しましょう。

 

日本語 動詞グループ 見分け方

 

まず、

する・来る → 3グループ

です。

次に、

「る」以外で終わる動詞 → 基本的に1グループ

と考えられます。

そして、

「る」で終わる動詞

については、その前の音を見ます。

食べる

→ 「べ」は e の音

見る

→ 「み」は i の音

このような「iる・eる」タイプには2グループが多いです。

ただし、

帰る・入る・走る・切る・知る

など、1グループになる例外があります。

つまり、

形だけで100%見分けられるわけではありません。

グループを知ると活用が分かる

カメちゃん

カメちゃん

そもそも、なんでグループを覚えないといけないの?

ツル先生

ツル先生

動詞をいろいろな形に変えるときに役立つからです。

たとえば「ない形」を作ってみましょう。

1グループの、

書く

なら、

書く → 書かない

となります。

2グループの、

食べる

なら、

食べる → 食べない

です。

3グループなら、

する → しない

来る → 来ない

となります。

グループによって、活用のルールが違うのです。

迷ったら動詞そのものとグループをセットで覚えよう

動詞グループには規則があります。

しかし、

見た目だけで100%判定できない動詞もあります。

そのため、新しい動詞を覚えるときは、

帰る【1グループ】

変える【2グループ】

のように、グループも一緒に確認すると確実です。

カメちゃん

カメちゃん

先生、「帰る」が1グループなのは覚えたよ。

ツル先生

ツル先生

よかったです。

カメちゃん

カメちゃん

じゃあ帰ります。

ツル先生

ツル先生

授業はまだ終わっていません。